講師を見る その3

#講師の言葉

発音

経験豊富な優秀な講師は、いかに生徒に良く聞いてもらうかを工夫してきたので、アナウンサーほど
ではないですが、発音が明瞭で言葉を聞き取りやすいです。講師として採用する場合も、言葉の聞き
取りやすさは重要なポイントとなります。子どもは大人よりも聞き取り能力が低いので、大人が聞き取
りにくいと感じるような講師には、教わらない方がいいでしょう。

日本語能力

すべての学力の基本は国語にあります。日本語能力が低いため、問題の意味を良く理解できず、学
力が低いという生徒は少なくないです。同時に講師にとっても、すべての指導能力の基本は国語に
あります。優秀な講師は、高い日本語能力を駆使して、楽しく分かりやすい授業を展開します。

そのため、面談の際には、講師の日本語能力をチェックしたいところです。ただし、面談や父母応対の
際のマニュアルがしっかりしている塾では、想定問答集ができあがっているので、型どおりの返答しか
出てきません。そのような場合は、マニュアル通りには答えられないように、予期できない突飛な質問
をするといいでしょう。たとえば、「四文字熟語で示すと、この塾の特徴は?」など。講師のボキャブラ
リーの豊富さが伺い知ることができます。

ただし理数系の講師には、日本語が不得意な人もたまにいます。たいていは「頭の回転が速すぎて、
口がそれに付いていけない」というパターン。そのため、「日本語能力が低い講師は全員ダメ講師」と
は言い切れません。

敬語

社会人になって多くの人が悩むのが敬語です。経験の浅い大学生講師には、敬語があやしい人が少
なくないです。大学生だと分かっている場合はいいですが、社会人のはずなのに敬語に乱れがある場
合は要注意です。大手塾やチェーン塾、家庭教師派遣センターの中には、学生臭さを消して社会人講
師のように見せかけるためにいろいろと研修をしているところがあります。しかし敬語については短期間
ではなかなかうまくならないもの。「ニセ社会人講師」にご用心ください。